カラーコーディネーター検定3級!取得後の仕事内容は

カラーコーディネーター検定3級

カラーコーディネーター検定3級!検定試験内容と料金は

カラーコーディネーター検定には難易度が高い順に1~3級があり、一番難しい1級を受験するためには順番に合格する必要があります。

最初に受験をする3級の試験ですが、制限時間は2時間で午前中に実施されます。回答方法は全問マークシート方式で、合格ラインは70点以上です。

試験では公式テキストの知識と、理解の度合いを試すような問題が出題されます。具体的な出題内容は、色の性質・色と心理・色を表し、伝える方法・色が見える仕組み・色の測定・文化などの基礎的な事柄が中心です。

カラーコーディネーター検定3級

受験料は5,250円で、公式サイトの専用フォームに入力して送信をすると自宅に送付される払込取扱票が送付されます。

コンビニや銀行ATMで期限までに受験料を支払うと受験票が送付され、指定された日時・場所に行って試験を受けます。受験当日は受験票・筆記用具・身分証明書(運転免許証やパスポートなどのように顔写真が付いているもの)を持参する必要があります。

カラーコーディネーター検定3級!合格率は

カラーコーディネーター検定3級は1・2級よりも簡単ですが、十分に勉強をして試験に臨まなければ合格できません。

平均合格率は6~7割なので、自分でテキストを購入してきちんと勉強をすれば合格が可能です。
出題内容は基本的な知識が中心ですが、専門用語が多く出てくるので時間をかけて勉強をする必要があります。

公式のテキスト以外にも、参考書や問題集を購入して活用すると良いでしょう。

試験に合格をするために必要な勉強時間の目安ですが、1日あたり1~2時間の勉強で2ヶ月くらいの期間をかけて準備をする必要があります。2~3ヶ月程度の短い期間でも合格ができますが、毎日継続して練習問題に取り組むことが大切です。

カラーコーディネーター検定3級試験

社会人の方であれば、毎日2時間程度を確保しておく必要があります。

ちなみに2級以上は難易度が高くなり、合格率は4割くらいです。1・2級の合格を目指す方は、色の基本をしっかりと勉強して3級の試験に合格することが大切です。

カラーコーディネーター検定3級!どんな職場で活かせる

カラーコーディネーター検定3級を取得すると、学んだ知識を職場で活かすことができる場合があります。

製造業であれば、商品のパッケージや製品自体のデザインを設計する仕事で活用することができます。服飾デザインやメイク・ネイルでも、検定試験対策で学んだ知識が活かせるチャンスがあります。加工食品を製造する現場でも、色についての知識を活用することができるでしょう。

カラーコーディネーター検定3級パターン色

製造業以外でも、インテリア設計・広告関連業界・建築業界・都市開発業界などさまざまな分野で「色」についての知識が役立ちます。コンピュータのプログラミングができる方であれば、アプリケーションソフトのユーザーインターフェースを設計する際に習得した知識を活用することができます。

カラーコーディネーターの資格を活かすことができる分野は非常に幅広く、多くの職業で活用をすることが可能です。
人間は毎日多くの「色」に接しているので、色に関するの知識が無駄になることはありません。

カラーコーディネーター検定2級の取得条件は

3級の試験に合格したら、より難易度の高い2級・1級の合格を目指して勉強を進めることができます。

カラーコーディネーター検定2級の試験時間は3級と同じ2時間で全問マークシート式(70点以上で合格)ですが、難易度の高い問題が出題されるので合格率が低くなります。試験を受けるための条件は特に定められていないので、3級の試験に合格していない方でも受験が可能です。ただし基本的な知識が必要とされるので、3級に合格した後に受験をした方が良いでしょう。

検定試験の内容ですが、カラーコーディネーションの意義・色彩の歴史的展望と現状・生活者の視点からの色彩・生産者の視点からの色彩・カラーコーディネーターの視点の5分野です。いずれも幅広い知識や理解を必要とする内容なので、試験に合格するためには時間をかけて勉強をする必要があります。

勉強時間・期間の目安ですが、1日あたり2時間程度勉強をする場合は約6ヶ月くらいの期間が必要です。